水道水について
水はあらゆる物質を溶かし込むという特異な性質を持っているために、ガス・非イオン性物質・陽イオン性物質・ 陰イオン性物質などの不純物を含んでいます。 一般的な水道水は、原水が地下水もしくは河川水のため、様々な不純物を含んでいます。
上水道は、水道水監視基準51項目に準じてこの不純物を凝集沈殿させて除去した後に、次亜塩素を投入して殺菌し、供給されています。 (水道水のカルキ臭はこれが原因です)
厚生労働省発表による2019年度の水道普及率は98%を超えています。日本の水道設備は世界レベルでトップクラスを誇ります。しかし、除去できない不純物は数多く含まれており、その含有量は地質や季節により地域で異なります。
「飲める水」はあたりまえ。昨今では「より美味しく安全な水」を求める時代となり、様々な浄水器が普及しています。
純水について
純水とは、水から物理的、または化学的な処理によって不純物を除去した純度の高い水のことをいいます。
1万分の1μmの分離膜(複合膜)に加圧し、膜表面を流水させながら純水のみを透過して絞り出すという精製法です。 処理の段階で水分子に直接磁気、又は電気(電荷)を与えないのが特徴で、薬品などは一切使用せずにほぼ無菌の飲料水を精製します。
逆浸透膜について
逆浸透膜とは、アメリカで開発されたハイテク浄化膜で、そのろ過性能は0.0001ミクロンと極端に小さく、
他の方式には追随を許さない浄水(不純物除去率)を発揮するものです。
弊社では前処理としている5~0.1ミクロンのフィルターではとうてい除去不可能である微細な不純物を取り除き、 極めて純粋な水「純水」を精製することが可能です。
「逆浸透膜」の中でも、安定した品質と性能を誇る製品のみを独自に厳選し、 小型の純水装置から中・大型の純水装置に至るまで存分に「品質」と「安全性」にこだわった技術製品を提供しています。
純水の処理過程
原水が水道水の場合は、水道基準にかからなかった不純物を含む水道水をデプスフィルター・活性炭フィルター などを使用してろ過し、さらに1万分の1μmの分離膜(複合膜)に加圧し、膜表面を流水させながら純水のみを透過させて精製します。
原水が地下水の場合はイオン交換処理または、酸化凝集法による前処理を施し、水道水レベルまで一次処理し、その後