水道水を軟水化
AT-WB700Kは、水道水に含まれる硬度(カルシウム・マグネシウム)成分を除去して軟水にします。
【家庭用】硬度除去軟水化装置 AT-WB700K
実績データ
処理前
現場①硬度 | :63㎎/ℓ |
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現場②硬度 | :78㎎/ℓ |
処理後
現場①硬度 | :1㎎/ℓ未満 |
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現場②硬度 | :5㎎/ℓ未満 |
「軟水」と「硬水」について
水は、大きく分けると「軟水」と「硬水」になり、「硬度」によって判断されます。
「硬度」とは、水中に含まれる「カルシウム」量と「マグネシウム」量の合計を数値化したものです。
「カルシウム」と「マグネシウム」がたくさん入っている水が「硬水」、少ないものが「軟水」になります。
※具体的な硬度成分の濃度を知るためには、最寄りの公共機関などで水質検査をしていただくか、市の水道局の水質データを参考にします。
軟水 | 0~60未満 |
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中程度の軟水 | 60~120未満 |
硬水 | 120~180未満 |
非常な硬水 | 180以上 |
「軟水」の特長
●炊飯・煮物・日本料理に適しています ●お茶・紅茶が美味しくできます ●赤ちゃんのミルクに最適です
Point:日本は比較的「軟水」が多い国です。
「硬水」の特長
●肉の灰汁が出やすく、肉の臭みも抑えるので洋風出汁に適します ●パスタにコシが出ます
Point:ヨーロッパ諸国は硬水が多い国です。
設置の際の注意点
設置場所について
WB700Kを設置する場合、水道メーターより後ろに設置してください。 また、雨風がしのげる軒下設置もしくは設備庫などご用意ください。
前処理について
水道水には塩素が含まれています。AT-WB700Kで使用するイオン交換樹脂は、塩素に弱いため、前処理として活性炭フィルターを用いて塩素を除去した後、WB700Kで処理することをお勧めいたします。
排水先について
オーセンテックの軟水装置は、”通水(処理)”と”再生(ろ材洗浄)”を交互に繰り返して稼働します。この再生時に、 イオン交換樹脂にイオン吸着した硬度を塩水を用いて解離し、それらが排水となって出ます。 この排水は、合併浄化槽や排水処理施設へ放流していただくように排水先の確保をお願いいたします。
エコキュートなどの装置との併用について
▲ボイラーソルトの補充忘れ
▲定期的に案内するクリーニングをしない
※上記の場合、併用する装置に悪影響を及ぼす恐れがございます。
※エコキュートをご利用のお客様は、WB700Kの再生不良(処理不良)で エコキュートの損傷に繋がる恐れがございますので十分にご注意ください。
※エコキュート及びその他付帯設備の損傷につきましては、弊社は一切の責任を負いかねます。
設置後の注意点
塩の補充について
オーセンテックの軟水装置は、定期的に装置がイオン交換樹脂を自動洗浄する「再生」を行います。 この「再生」には、ボイラーソルトといわれる「塩」を用いるのですがWB700Kの場合、1回の「再生」に2.2kg使用します。 装置を設置された後、お客様には「塩」を切らさないように減ったら補充をしていただく必要がございます。
尚、この「塩」は、塩化ナトリウム95%以上のものをご利用いただくことをお勧めします。
(「ボイラーソルト」と言われる専用の塩がございます。)
また、「粉砕塩」や「岩塩」は使わないようにご注意ください。
AT-WB700シリーズ 仕様一覧
型式 | AT-WB700K | |
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処理原水 | 水道水処理用 | |
定格通水量(*1) | 30ℓ/分 | |
鉄分の最大除去能力 | ― | |
最大補償硬度(*2) | 1,153mg/ℓ | |
再生方式 | ボイラーソルト(Na再生)・デマンド制御 | |
再生時の塩消費量 | 2.2㎏(基本/最小) | |
再生処理時間 | 40分/18分(通常/最短) | |
接続口径 | 3/4インチ(20A) | |
最大塩投入容量 | 20㎏ | |
最高可動水温 | 48℃ | |
原水圧力 | 0.14Mpa~0.8Mpa | |
連続稼働水圧(Min~Max) | 1.5~9㎏/㎝2 | |
本体サイズ(㎜) | W375×D480×H650 | |
設置環境 | 屋内または軒下 | |
前処理設備 | 活性炭フィルター | |
オプション
ビッグブルーフィルター(10インチ) ●ハウジング ●ハウジングレンチ 別売:活性炭フィルター(10インチ) |
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